ここ1年ぐらいM&Aの案件を扱っていません。
M&Aを行う場合、企業に値段を付けるわけですが
その方法は、大まかに次の三つです。
(1)純資産価額法
(2)DCF法
(3)類似会社比準法
DCF法とは、Discounted Cash Flow法の略で
将来のキャッシュフローを現在価値に割り引いて
評価する手法。
私の場合、ほとんど中小企業の案件でしたので
(1)と(2)で評価をして売主・買主間で
調整する場合が多いです。
最近思うのは、DCF法が有効なのかというところです
中小企業の売買においては、売り手側が、薔薇色の事業計画書を
元にDCF法を使って価格を吊り上げようとしてきます。
昔は、それはそれでDCF法は理論的だと考えていました。
しかし最近、株価が中期的に下降トレンドであることや
中小企業まで、企業モラル・厳密なコンプライアンスを
求める社会の風潮を考えると、やっぱ割高だなと思っています。
大企業の場合、ちゃんとリスクを加味するのでしょうが
中小企業の場合は、勢いでいきなり決まっちゃう
こともあるので、経営者の皆様は注意してください。


